灘五郷が地域ブランドへ
こんにちわ!
日本酒鑑定士®︎瀧村健治です。

画像;灘五郷酒造組合より
灘五郷が国税庁に地理的表示で指定されました。
灘五郷とは 西郷、御影郷、魚崎郷、西宮郷、今津郷の総称で 北は六甲連峰を背にし、
南は大阪湾を望む東西に長い帯状の地域。
冬には西からの季節風が明石海峡で収束して山沿いに強く吹き抜け 山頂に当たって六甲おろしとなって吹き降りてくる。
この様な地形は寒造りに極めて適した気候をもたらしているとされる。
又この地域の宮水は酵母の増殖に必要なミネラル分を適度に含み
着色の原因となる鉄分をほとんど含まない酒造りに適した硬水である。
灘五郷のお酒は味わいの要素の調和がとれており、後味のキレの良さを有している。
そのなかでも貯蔵したものは 秋上がりして香味が整いまろやかさを増して飲み飽きしない酒質となる。
灘五郷には 大小様々な酒造メーカーが有ります。
ブランド力、技術力をさらに磨き 日本酒業界を牽引して頂く事を期待しております。